自分なりのストーリー(仮説・解決策)を描こう

仕事を楽しむコツの一つは、仕事における課題に対して、自分なりの解決案、こうしたらうまくいきそうだという仮説を自分なりに組み立てること。いってみれば、自分なりの課題解決ストーリーを考え出すことです。

さらには、それを上司や同僚に積極的に共有していきましょう。そうすることで、あなたは価値ある人財であることを周囲にわかってもらうことができます。

現代の労働市場で求められているのは「今置かれている環境で、成果を上げる工夫に前向きに取り組む人材」です。したがって、業務課題の解決案や効率化策など前向きな変化をもたらす、もしくはもたらそうとする姿勢を持っている人は評価されるでしょう。

というのは、単純作業ならロボット、多少複雑でも決まったルーティーンに落とし込める業務であれば、コンピューターのプログラムに代替させることができるようになってきているからです。さらに複雑なものに関しても、人工知能がカバーできる分野が少しずつ増えています。

一方で、課題に自ら気づき、それを解決するアイデアを出すことは、私たち人間にこそできる仕事です。いざアイデア通りやってみたら、うまくいかなかった。少し本質から、外れていたということがあっても構いません。あなたが成果につながる可能性があるアイデアや工夫を自ら提案したことが大切なのです。

課題解決のためのストーリーを提案したり、業務効率化のための工夫をまわりと共有していくことで仕事が自分ゴト化します。人のストーリーやアイデアをなぞるのではなく、望ましい結果を自ら追い求めるようになります。

ある意味で、あなたの仕事はクエスト(冒険)になります。仕事をクエスト化することであなたは自分を主人公にしたストーリーを生きることができるようになります。そうすることで仕事がよりエキサイティングで楽しいものになるはずです。仕事にワクワクしながら取り組めば、自然と成果も出やすくなります。まわりの評価もそれにより高まるはずです。

このように仕事にプラスの変化をもたらすストーリーを考案し、自ら主人公になってクエストを遂行し、(毎回でなくとも)さらに成果を出せば、仕事はどんどん楽しくなり充実感を味わえるようになるはずです。

情報化・技術化が成熟してきている現代では、正解でなくとも解決案(仮説)を自ら出せる人間が今後ますます評価され重宝されるようになっていくはずです。

一つ提案して、おしまいでなく、継続的に提案、その中であなたが描いたハッピーエンド実現に向けて試行錯誤していくことで、仕事をますます楽しめるようになり、周りの評価も上がっていくはずです。

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